新明和エンジニアリング株式会社
営業・サービス部門の効率アップを目的に、モバイル化を推進中
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新明和エンジニアリング株式会社 経営企画部システム課 岩本 元 様 |
| 設立 | 1971年(昭和46年)5月 |
|---|---|
| 代表取締役社長 | 森田 功 |
| 資本金 | 4億8000万円 |
| 業務内容 | 立体駐車場の製造、据付工事、保守、修理、販売および販売の斡旋ならびに同部品の販売他 |
| URL | http://www.smec.co.jp/ |
全国展開を支援するIT化対応
新明和エンジニアリング株式会社は新明和工業グループの一員として、30年以上前から立体駐車場ビジネスに取り組んでいるおり、売上げ規模は業界トップクラスである。その営業・サービスネットワークは全国津々浦々にわたり、50以上の営業所を有している。IT化については、1996年にはERPシステムを導入し、本社と全国の営業所を結ぶ通信ネットワークが完成した。2003年には固定ネットワーク網を、それまでのフレームリレー方式から、バックボーンにIP-VPN、営業所にインターネットVPNというかたちに変更し、コスト削減と通信速度向上を実現している。ERPなどのシステムについては独自に開発したものが中心で、更にサイボウズ社のグループウェアをカスタマイズ導入している。
モバイルの導入経緯とbモバイル魅力
このIT化を推し進めたシステム課岩本元氏は「モバイルはテスト導入という形で2001年から取組みはじめた。当初はモバイル通信の目的をはっきりとは限定せず、業務効率アップやリアルタイム化のためのツールとして営業部門、メンテナンス部門、管理部門でトライアルをしてもらい、定期的にアンケートやヒアリングなどによりその状況を確認していった。例えば営業管理者は外出時や出張時にもモバイルアクセスすることで、タイムリーにメールをチェックしたり、グループウェアを通じて各営業担当の業務報告を閲覧し業務状況を確認するといった使い方をしている。移動中や顧客APOの空き時間にもモバイル通信を利用することで、オフィスにいるのと同じ感覚で部下に指示したりと、モバイル活用としてオーソドックスな目的で重宝しているようである」と語ります。
「そういった中で問題として浮上してきたのが通信コストだった。モバイル通信をどんどん活用して仕事してもらうのはありがたいことだが、中には月額4,5万円に達する人もいた。
そんな時に定額制のモバイル通信が発売されたが、bモバイルの場合は、PHSデータカードに加え1年間の使い放題の通信料/インターネット接続料の全てがオールインパッケージで購入できるところが魅力的だった。また通信契約にありがちな、面倒な契約手続きなどもなく、更新も簡単にできるところもよかった。」とbモバイルを導入した理由は明快です。
モバイル化の効果と今後の展開
bモバイルをテスト導入した効果例として岩本氏は、「高知営業所はいわゆる“一人営業所”で、常にオフィス外という状況が多い。所長が機動性の高いモバイル通信に対して積極的であったこともあり、思い切ってインターネットをbモバイルに一本化し効率アップと、経費削減を果たした。また営業担当の中にはモバイルを駆使したお陰か、新規契約を沢山とって社長表彰を受けたものもいる。」と語ります。岩本氏は更に「一方で、単純にモバイル化を推進するだけで営業成績アップや保守メンテナンスの効率化が達成できるかはちょっと疑問である。営業やメンテナンスといった通常業務の流れの中で、具体的に業務改善事例とか効果を見出していきたい。
例えば、当社独自の活用例としては、『コイン式駐車場「パークNET」用の新しい候補地物件に対して、営業マンがその遊休地に出向いた際にデジカメで撮影し、即座にワイヤレス通信で本社に送信することにより、迅速な決断を仰ぐことができる』、『保守契約未締結の駐車場オーナーに対して、保守システムのデモを本社のDBとモバイル通信で結ぶことによりリアルに行い、保守契約に結びつける。』といった使い方もしているが、こういったビジネスの成果に直結する使い方をどんどん生み出していきたい。」と今後の本格的な導入への課題を語ります。モバイル化/ワイヤレス化に対しては、「どこにいてもオフィス環境と同様に仕事ができる」、「直行直帰で時間を有効に生かせる」といった一般的な理由で導入に至る企業もあるが、自社にあったモバイル導入ということで慎重かつ着実に進める新明和エンジニアリングの姿はまた新鮮である。
2004.4.7取材
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