他社と比べた日本通信の強みを教えてください
当社の強みを一言で言えば、創業から今までに培ってきた“ネットワーク”と“技術”、そして“ノウハウ”です。具体的には、以下の4点です。
- 相互接続によりネットワークを調達し、また、レイヤー2接続をしているため、通信設備を持つ携帯電話事業者(キャリア)による制約を受けない「自由なアクセス」が可能であること
- 複数の携帯電話事業者と接続することで、「マルチ・キャリア」による広範かつ多様な通信とサービスの提供が可能であること
- 携帯電話事業者の許可を得ることなく、当社が選んだ端末を自由につなぐことができるという意味で「端末の自由度」が高いこと
- 今後の通信事業における「規制環境」が当社のビジネスモデルを後押ししていること、すなわち、今後登場する新たなモバイル・ブロードバンドサービス(WiMAX、XGP、LTEなど)ではMVNOへのネットワーク提供が実質的に義務づけられているため、当社が希望するタイミングでの接続が可能であること
このうち、わかりやすいのは、(2)と(3)です。(2)については、例えば、NTTドコモの3G携帯網(人口カバー率100% を誇るネットワーク)とWiMAXという次世代無線ブロードバンド(しばらくの間は都市部の一部でしか使用できないが、高速性が魅力であるもの)という二つのネットワークを一つのサービスとして提供することが可能であり、顧客ニーズからもベストなものであると考えます。これは携帯電話事業者にはできず、当社のようなMVNOでなければできないサービスです。
(3)については、端末を持ち歩く無線通信では端末による差別化が極めて重要であることから、この選択肢を広げられることは当社の大きな武器となります。NTTドコモが使用している無線通信技術の方式(W-CDMA)は、今日では世界シェアトップの3G技術であり、対応している端末は携帯電話に限らず、PC内蔵用端末、産業機器類内蔵用端末などを含め様々な端末が豊富に存在しています。しかし、他のMVNO、または顧客企業が、そのような端末をつなぎたいと要望しても、携帯電話事業者の許可を得なければならず、携帯電話事業者は、端末の許可を通じて市場に投入される端末をコントロールしています。
MVNEとしての当社の支援を受けたMVNOは、自らが選んだ、あるいは開発した端末を携帯網につなぐ自由を手に入れることができます。当社が端末をつなぐ自由にこだわった理由です。
当社はこれらの強みを活かし、より多くのパートナー企業を育成・支援していくことで国内市場におけるリーダーシップを確立し、さらに、国内だけでなく、米国、欧州、アジアでも当社の提供する通信サービスを利用できるグローバルな通信ネットワークを構築することで、他社との差別化を進めます。






