関電システムソリューションズ、日本通信の「Secure PBクライアント」を採用
2006年8月10日
日本通信株式会社
関電システムソリューションズ、日本通信の「Secure PBクライアント」を採用
- インターネット環境下における快適・安心・安全な社内システムへの接続を実現 -
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、このたび、当社の「Secure PB(セキュア・ピー・ビー)クライアント」が、関西電力グループの関電システムソリューションズ株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長 北本浩之、以下、「関電システムソリューションズ」という)が法人向けに提供するSecure Mobile(セキュア・モバイル)の通信制御ソフトウェアとして採用されたことを発表します。
企業では、ADSLや光ファイバーなどのブロードバンド環境やデータ通信カードなどによるモバイル環境を活用して、社内システムをいつでも、どこでも利用したいという強い要望があります。一方で、インターネットへ接続することにより発生する情報漏えいやウィルス感染などのセキュリティリスクへの対策が課題となっています。
Secure PBクライアントは、インターネット接続回線の種別・提供元に依存せず外出先や自宅から社内システムを利用できるという利便性の向上と、インターネット環境下での高度なセキュリティの確保の両立を実現し、快適・安心・安全な社内システムへの接続環境を提供します。
Secure PBクライアントは、社内システムの主な利用場所である社内LANはもちろん、外出先や自宅からADSLや光ファイバー、モバイル環境などを利用して、いつでも、どこでも、安全に、社内システムへのアクセスを実現する通信制御ソフトウェアです。利便性とセキュリティ確保を兼ね備え、ユーザーに負担をかけることなくセキュリティを徹底させることができます。
また、社外のWebサイトを閲覧する場合は、社内ネットワークを経由した接続となるため、社内環境と同等のセキュリティを確保することができます。
今回、Secure PBクライアントが採用となった理由として、以下の項目があげられます。
・ Secure PBクライアントは、社内LANはもとより、様々なインターネット接続回線の種別・提供元に対応しており、ユーザーがどのアクセス環境を利用した場合でもその違いを意識させることなく、常に安全なセキュリティ・ソリューションを提供できる。
・ Secure PBクライアントが提供するポリシー以外の方法による通信接続は一切拒否されるため、ユーザーに特に負担をかけることなく、接続ポリシーを徹底することができる。
関電システムソリューションズ向けの「Secure PBクライアント」は、SoftEther CAに対応していますが、Secure PB自体はノーテルネットワークスやシスコシステムズのVPNにも対応しています。また、移動体通信事業者各社のデータ通信カードにも対応しています。
Secure PBは、上記のクライアント機能のほか、サーバーとの連動により、情報システム部門によるセキュリティ・ポリシーの集中管理も実現します。
<Secure PBクライアントの主な特長>
社内システムの主な利用場所である社内LANはもちろん、外出先や自宅からADSLや光ファイバーなどのブロードバンド環境、モバイル環境などを利用して、いつでも、どこでも、安全に、社内システムへのアクセスを実現できます。社外のWebサイトを閲覧する場合は、社内ネットワークを経由した接続となるため、社内ネットワーク環境と同等のセキュリティを確保することができます。
VPN連携機能
通信とVPNが密接に連動し、VPNが切断された場合は連動して通信も切断されるため、リモートアクセスにおいて常に安全性を確保することができます。
接続ポリシーコントロール
全ての通信はSecure PBクライアントの管理の下で接続/切断されます。従って、Secure PBクライアントが提供するポリシー以外の方法による通信接続を一切拒否します。ユーザーは、アクセス環境の違いを意識することなく、安全に社内ネットワークにアクセスすることができ、情報システム部門は、ユーザーに負担をかけることなく、接続ポリシーを遵守させることができます。
(PC上のユーザーインターフェイスは下図のとおり)
<関電システムソリューションズについて>
関電システムソリューションズは、電力業務で長年に亘り培った信頼と技術力を活かして、関西電力グループだけでなく、一般企業や自治体向けにITソリューションを提供する総合情報サービス企業です。中でも、ERP/CRM/SCMをはじめ、医療、データセンター事業に注力した取り組みを行っています。
SoftEther CAを利用したASP型リモートアクセスSecure Mobile(2005年3月発表)は、インターネット接続回線の種別・提供元に依存せず、外出先や自宅からのリモートアクセスを高度なセキュリティを確保しつつ安価に実現するサービスです。
URL: http://www.ks-sol.jp/
■日本通信株式会社 会社概要
社名: | 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424) | ||
代表者: | 三田 聖二(代表取締役社長) | ||
資本金: | 2,271百万円(2006年7月31日現在) | ||
設立: | 1996年5月24日 | ||
事業内容: | ●日本初のMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者) ●「インフィニティ・ケア」をサービスコンセプトにしたEnd to Endのワイヤレス・データ通信サービスを法人向けに提供 ●「どこでもインターネット通信電池」をコンセプトにしたワイヤレス・インターネット接続商品をコンシューマ向けに提供 ●ユビキタス社会を実現する「通信電池」を提供、また、新しい通信サービスを各企業と共同で開発 |
※ Secure PBは、法人顧客のご要望に対応しカスタマイズして提供しています。基本となるサービス内容および仕様は、本リリースに記載の内容と異なる場合があります。
※ b-mobile、InfinityCare及び通信電池は日本通信株式会社の登録商標です。文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。