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LTE網活用し真のクラウドコンピューティング環境を提供― NTTドコモLTE網とのレイヤー2相互接続により商用サービス加速へ ―

2011年7月4日

日本通信、LTE網活用し真のクラウドコンピューティング環境を提供 ― NTTドコモLTE網とのレイヤー2相互接続により商用サービス加速へ ―

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、2011年6月30日、NTTドコモに対し、LTE網とのレイヤー2相互接続を正式に申し入れ、接続に向けた協議を開始しました。これにより、LTE網を活用した真の意味でのクラウドコンピューティング環境が市場に広がり、この次世代環境を利用した様々な商用サービスの展開が加速します。

今、企業も個人も、世界中で情報技術の利活用がクラウドコンピューティングのプラットフォームに移行しつつあります。すべてのデータはクラウド・データセンターに保存され、次世代のAndroidやiOSを搭載したクライアント端末によってクラウドに保存された情報と連携する機能も強化されます。

クラウドコンピューティングは、膨大な量の情報を瞬時にクラウド側とクライアント側でやり取りすることを前提とした仕組みですが、それを可能にする高速で大容量な通信網は、家やオフィスで光ファイバーでインターネット接続している時と、外出時に3G接続している場合とを、使う側がそれを意識して、使い方を変えているのが今日の姿です。

情報が本格的に「クラウド(青空の雲)」にシームレスにやりとりできるためには、現在の3Gでは技術的に不十分です。地上を這う有線通信網である光ファイバーでの利用が中心とならざるを得ない現状は、クラウド(青空の雲)というより、アンダーグラウンド・コンピューティングに近いでしょう。 LTEは、3Gとは異なり、有線高速通信網に匹敵する通信速度を提供することができるため、まさに無線の光ファイバーとして、使う側は有線と無線との違いを意識することなく、あらゆるクライアント端末がクラウド・データセンターと有機的につながることが可能になります。

LTE網を利用して初めて、クラウドコンピューティングは、真のプラットフォームになり得るのです。

昨年12月からNTTドコモはLTEサービスを「Xi」(クロッシィ)というサービス名称で提供開始しており、LTEの環境が技術的にも制度的にも整ってきている中、当社はLTE網とのレイヤー2相互接続を行い、3GとLTEの統合サービスをMVNO事業としてお客様に提供致します。加えて、LTEベースのクラウド・コンピューティング・サービスを準備しているメーカや流通のMVNOをMVNEとしてサポートしてまいります。

*「Xi」「Xi/クロッシィ」は、NTTドコモの商標または登録商標です。
その他、文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
*記載されている内容は、発表日時点の情報です。

■日本通信について
1996年5月24日、日本通信は新たなモバイルサービス事業のあり方を提示するため生まれました。それから13年の歳月を経て、2009年3月、NTTドコモとの相互接続により「MSO事業モデル」を完成させ、それから2年弱でこのモデルの収益性を実証しました。ネットワークを効率的に運用する当社独自の先端技術やリアルタイムの認証技術などによって、ユニークな通信サービスをつくりだし、自社b-mobileブランド製品をお客様に提供するMVNO事業、及びメーカーやインテグレータ他のパートナー企業に提供するMVNE事業を展開しています。
MSO=Mobile Service Operator

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