日本通信、b-mobile FMCをNTT東日本のフレッツ光向けに提供
2012年1月27日
日本通信、b-mobile FMCをNTT東日本のフレッツ光向けに提供
日本通信株式会社(以下、「日本通信」という)は、東日本電信電話株式会社(以下、「NTT東日本」という)のお客様向けに、フレッツ光用ISPサービスと3Gモバイル通信用SIMを組み合わせたサービス、「b-mobile FMC for フレッツ光」を提供いたします。
併せて、NTT東日本との間で、b-mobile FMCをNTT東日本が販売する販売委託、およびb-mobile FMCの料金をNTT東日本が回収代行を行う契約を締結いたしました。
b-mobile FMC for フレッツ光は、NTT東日本のフレッツ光用ISPサービスと、b-mobile SIMを組み合わせたサービスで、合計月額1,560円でご利用いただけます。これによりお客様は、以下の4点をセットにして、NTT東日本にお申し込みいただけます。
(1)フレッツ光(光ファイバーサービス)※1
(2)フレッツ光用ISPサービス(日本通信がb-mobile SIMとセットで提供)
(3)光ポータブル(モバイルWiFiルーター)
(4)b-mobile SIM(光ポータブルに装着して利用)
上記をセットにすることで、お客様は、家ではフレッツ光のWiFiを利用でき、外出時には、光ポータブルのWiFiを利用できることから、いつでもどこでもインターネットを楽しめます。しかも、フレッツ光ネクストのマンションタイプであれば、上記4点セットを全て含めて月額5,445円(税込)でご利用いただけます。
家の内外でシームレスにインターネットを利用する、即ち固定網とモバイル網とを、意識することなく使いこなすFMC(Fixed Mobile Convergence)を、日本通信はNTT東日本と強力に推進していきます。
日本通信の代表取締役社長三田聖二は、次のように語っています。
「MVNOの事業モデルは、本来の膨大な投資なしで、既にあるキャパシティーを付加価値サービスとして市場に適用する事業モデルです。このモデルの目的である新規参入はベンチャーや全く新しい企業の参入とは限りません。固定通信事業者の将来を守るにはモバイル通信を自由に使えることが不可欠ですが、 MVNO事業モデルの利用なしでそれを実現することは不可能です。総務省の目的である、日本経済再興のための世界一の通信環境、本格的なFMCの実現を、相互接続ができてからわずか3年で市場から認められたことは光栄です。」
※1 ベーシックタイプ、ビジネスタイプを除く
■日本通信について
1996年5月24日、日本通信は新たなモバイルサービス事業のあり方を提示するため生まれました。それから13年の歳月を経て、2009年3月、NTTドコモとの相互接続により「MSO事業モデル」を完成させ、それから2年弱でこのモデルの収益性を実証しました。ネットワークを効率的に運用する当社独自の先端技術やリアルタイムの認証技術などによって、ユニークな通信サービスをつくりだし、自社b-mobileブランド製品をお客様に提供するMVNO事業、及びメーカーやインテグレータ他のパートナー企業に提供するMVNE事業を展開しています。
MSO=Mobile Service Operator
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