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日本通信、電話MVNOとして新たな一歩

2012年8月1日

日本通信、電話MVNOとして新たな一歩

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、2001年にPHSデータ通信サービスを開始して以来、世界初の「データMVNO」として歩んでまいりましたが、本日より、「電話MVNO」としての新たな一歩を踏み出すことを決定しましたので、お知らせいたします。

当社がデータMVNOとして歩んだこの10年強は、インターネットが急速に普及し、それをどこにでも持ち出せるようにするモバイル・インターネットがこの数年で飛躍的な成長を遂げています。中でもスマートフォンは、「持ち歩けるインターネット」として、飛躍的成長の原動力になっています。

当初のスマートフォンは、持ち歩ける超小型PCのような存在だったため、主にインターネットに使う利用者が多かったのですが、いわゆる普通の携帯電話の代わりにスマートフォンを買い求める利用者が拡大するにつれて、電話としての機能が極めて重要になっています。これを当社の事業から捉えると、当社のデータ専用SIMをスマートフォンで使用する利用者層は、市場全体から見るとごく一部の利用者に限られている、ということになります。

このような背景のもと、当社は、スマートフォンをご利用の方々、即ち電話としてもインターネットとしても利用する方々向けに、「電話MVNO」として、電話SIMを提供開始いたします。

電話MVNOの第一弾として、本日、「スマホ電話SIM」を新発売します。スマホ電話SIMは、通話プラン3種類(S、M、L)を用意し、通話する量によってお選びいただけます。通話プランSの場合、2年縛り等の契約条件なしで月額1,290円(1,365円分の通話料を含む)からご利用いただけます。ドコモの同等のプランは、月額1,957円(1,050円の通話料を含む)ですので、35%以上の節約になります。

スマホ電話を沢山使う利用者向けの通話プランLでは、月額3,710円の基本料で無料通話分が5,250円分含まれています。しかも、無料通話分を使い終わっての通話でも、14.7円/30秒という通話料金を設定しているので、月額通話料金を全体で抑えることができます。

さらにスマホ電話SIMには、魅力的なデータ通信オプションを付けられます。一つ目のデータ通信オプションは、U200+Turbo Charge。ベースとなるデータ通信速度は、多くのアプリケーションが快適に利用できる200kbpsに設定しました。当社がイオンとともに打ち出した100kbpsのデータ通信SIMは、大変多くのスマートフォン利用者に受け入れられ、これがトリガーとなり、ドコモが128kbpsのサービスを開始したことは、100k強という通信速度が、スマートフォンでは十分なパフォーマンスだということをドコモが確認したということです。U200は、これを200kbpsに設定することで、レベルの高い快適感を得られるように設計しました。

しかし、それでも「時には」より高速な通信速度を得たい時があります。スマートフォンのアプリケーションが進化する中、高速通信を必須とするようなものが登場してきているからです。そんなとき、「時には」高速、普段は低速を使い分けられるようにするのが、当社が8月下旬より提供開始する「Turbo Charge」なのです。

U200+Turbo Chargeのデータ通信オプションは、月額1,690円で、Turbo Chargeのご利用は100MBを525円でご利用いただけます。通話プランS(1,290円)にこのオプション(1,690円)を加えても、月額2,980円です。これは、ドコモにはない、最もユニークで低価格な通話プラン+データ通信定額です。

もう一つ用意したデータ通信オプションは、月額2,990円で、月に2GBまでは高速通信が可能で、2GB/月を使い終わっても100kbpsでの通信が可能となっています。しかも、Turbo Chargeに対応しているので、さらに高速通信を必要とする場合には、Turbo Chargeのワンタッチ切り替えで高速通信をご利用いただけます。

当社の代表取締役社長三田聖二は、次のように語っています。
「世界初のデータMVNOを始めてから11年、ドコモ3Gでの暫定データ通信サービス開始から丸4年を迎える今、日本通信は新たな、そして大きな一歩を『電話MVNO』としてスタートします。まず第1弾は、『スマホ電話SIM』ですが、携帯音声網との相互接続やLTEにおけるフルIP電話サービスなど、電話MVNOとしての成長戦略を着実に準備し、一つ一つご提供していく計画です。電話MVNOとしての日本通信の歩みにご期待ください。」

■日本通信について
1996年5月24日、日本通信は新たなモバイルサービス事業のあり方を提示するため生まれました。それから13年の歳月を経て、2009年3月、NTTドコモとの相互接続により「MSO事業モデル」を完成させ、それから2年弱でこのモデルの収益性を実証しました。ネットワークを効率的に運用する当社独自の先端技術やリアルタイムの認証技術などによって、ユニークな通信サービスをつくりだし、自社b-mobileブランド製品をお客様に提供するMVNO事業、及びメーカーやインテグレータ他のパートナー企業に提供するMVNE事業を展開しています。

MSO=Mobile Service Operator

  • ※製品の詳細に関しては、http://www.bmobile.ne.jp/でご確認ください。
  • ※「スマホ電話SIM」は日本通信株式会社が商標登録出願中です。その他、文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 ※記載されている内容は、発表日時点の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
  • ※記載されている内容は、発表日時点の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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