現在、日本通信が力を入れているモバイルIDS/IDPS。
皆さんがお使いの様々なモバイル端末が遭遇するあらゆるサイバー攻撃や不正侵入を検知して守る技術です。
ただ、皆さんのスマホやタブレットあるいはPCが狙われていると言っても、実際、なかなかピンとこない人も多いのではないでしょうか?
そこで、このコラムでは、当社のモバイルIDS/IDPS「Arxceo」がどのような効果を発揮するのか、具体的な事例を交えて紹介していきます。

第10回 不正アプリ、うっかりインストールしてませんか?

アンドロイド向けの不正アプリの数は260万個を超えているといわれています。また、これらの不正アプリを活動内容別に分類すると、情報を盗み出すことを目的とした不正アプリが全体の9割以上を占めているということです。このタイプの不正アプリをインストールしてしまうと、電話番号やメールアドレスなどの端末内の個人情報や、電話帳のデータ、端末の位置情報などを盗み出されてしまう可能性があります。

不正アプリの侵入経路は、スパムメールやSNSを含むWebサイトです。

対策としては、疑わしいアプリや提供元不明のアプリをインストールしないこと、アプリに許可する権限を確認すること、また、セキュリティーソフトなどを利用することが重要になってきます。

さらに加えて、ArxceoのIDS/IDPSがあれば、TCPプロトコールでのハンドシェイク、一定時間内での複数ポートへのパケット出入りの阻止、一定時間内での大量のパケット出入りの正常性確認など、実際の通信レベルで不審な通信を知らせてくれる他、不審な通信を防御してくれるので更に安心が広がります。

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