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2025年11月6日

日本通信のAIエンジニアが「Liquid AI Hackathon in Tokyo」でゴールド賞を受賞

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、当社のAIエンジニアが「Liquid AI Hackathon in Tokyo」でゴールド賞を受賞しましたのでお知らせいたします(2025年11月4日に主催者が発表しています)。

Liquid AI Hackathon(リキッドAIハッカソン)は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)発のAI企業であるLiquid AI, Inc.が主催する、AIアプリケーション開発を競うハッカソンイベントです。
今回初めて日本で開催され、Liquid AI, Inc.と、世界中の研究者・開発者に利用されているMLOps/LLMOpsプラットフォームの日本法人であるWeights & Biases Japan の共同開催により、2025年10月11日(土)〜12日(日)に開催されました。

■ゴールド賞受賞作品:「SafeGuide」

「SafeGuide」は、災害時にもオフラインで利用できる、わかりやすく信頼性の高い防災ガイダンスを提供するAIアプリです。開発者自身の経験から生まれたこのアプリは、災害時に誰もが安心して行動できるよう支援することを目的としています。

■受賞者コメント:当社AI開発担当 フー・チャンギュウ(Changyu Hu)

「私は、日本に来てから、自然災害への不安を感じたことをきっかけに、防災士の資格を取得しました。その経験から、災害時にも安心して行動できるよう支援するアプリを開発しました。この取り組みが社会に役立つ形で評価され、ゴールド賞を受賞できたことを大変光栄に思います。」

SafeGuideスクリーンショット
<Liquid AI Hackathon in Tokyo のイベント概要>

日本で初開催となる本ハッカソンは、開発者・研究者・スタートアップが集まり、日本市場に特化した次世代AIアプリケーションを共創する2日間の対面イベントです。参加者はLiquid AIが提供するSmall Language ModelであるLiquid Foundation Models(LFM)と、Weights & BiasesのAI開発者向けプラットフォームに特別にアクセスできるほか、Lambda AIが提供する無料の計算資源を使いながら、日本語に最適化したモデルのファインチューニングやアプリケーション開発に挑戦できます。
本ハッカソンのテーマは「LFMファミリーのモデルを使い、その限界に挑戦すること」。参加者は1〜3名のチームで、日本市場向けのタスクやワークフローを選び、LFMベースモデルを超える成果を実証することが求められます。優れた取り組みは、ゴールド(70万円)、シルバー(50万円)の賞金に加え、インターンシップやコミュニティでの特別認定などが授与されます。

※文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。