実証実験
日本通信 群馬県吉岡町オペレーションセンター(YOC)での実証実験について
弊社、群馬県のオペレーションセンターにおいて、sXGPを活用したローカル4Gを構築し、デュアルSIMスマートフォンによる音声通話やデータ通信などの動作試験を実施いたしました。
実験環境
群馬県吉岡町にある弊社のオペレーションセンターで実証実験を行いました。
弊社オペレーションセンターの外観
(建物の高さ:9m 幅:27m)
(建物の高さ:9m 幅:27m)
使用するスマートフォンには、sXGP SIM(ローカル4G)と日本通信SIM(パブリック4G)の2つのSIMカードを入れて、デュアルSIM運用にて実験を行いました。
sXGP環境内(オペレーションセンター1階と2階)およびsXGP環境外の構成図
sXGPエリアでの音声通話品質
IPカメラの映像を流しながら通話をするといった、回線に負荷をかけた状態においても音声の途切れや遅延はなく、VoLTEの品質を保ったまま通話ができることを確認しました。
sXGPエリアでのデータ通信品質
- IPカメラからのライブ映像も途切れることなく見ることが可能でした。
- VoIPでの通話(実験ではMicrosoftのTeamsを使用)も可能でした。
遮蔽物がある環境での通話品質
一枚の鉄構造の壁を隔てた環境下で音声通話品質の確認を行いましたが、遮蔽物がない環境下での通話と比較しても通話品質の良さは保たれていました。
ネットワーク回線の切り替わり
建物の外では日本通信SIMに、sXGPエリア内ではsXGP用SIMに切り替わり、問題なく音声通話やデータ通信を行うことができました。
PBX機能の実験
IMSとPBXを連携することで、留守番電話、転送、グループ通話の利用ができました。
実験では既存の固定電話を模してIP Phoneを設置し、sXGP端末との通話、上記機能の確認を行いました。
実験では既存の固定電話を模してIP Phoneを設置し、sXGP端末との通話、上記機能の確認を行いました。