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「bモバイル」のセキュリティシステムとして(株)メトロ提供のワンタイムパスワード「SAFEWORD」を採用

No21
2001年6月1日

日本通信(株)、ビジネスモバイル総合サービス「bモバイル」の セキュリティーシステム の一環として(株)メトロ提供の ワンタイムパスワード「SAFEWORD」を採用

日本通信株式会社(本社:品川区北品川、社長:三田聖二)は、iモード端末などのインターネット接続携帯電話やPDAなどを利用した、法人向けビジネス・サービス「bモバイル」のセキュア認証システムとして、「ワンタイムパスワード」を本年7月1日より導入致します。採用されたワンタイムパスワードは、米国セキュアコンピューティング社製「SAFEWORD」で、株式会社メトロ(本社:品川区五反田、社長:國清芳雄)が提供します。

ワンタイムパスワードとは「使い切りのパスワード」のことで、ネットワークへログインしてユーザー認証する際に使用するパスワードを、その後再使用できないように認証後破棄するという方式です。通常のユーザー認証の場合は固定パスワードを使用して認証をしていますが、その際には「なりすまし」、「盗難」など様々なリスクが伴います。例えば、PDAやインターネット接続携帯電話などにより外出先から社内イントラネットの重要データにアクセスする際などに、ワンタイムパスワードを使用することで強固なセキュリティーを確保でき、他人による"なりすまし"や外部からの"ハッキング"などを防ぐことが出来ます。

日本通信は、2000年6月より「bモバイル」のブランドのもとに、インターネット接続携帯電話やPDAなどを利用して様々なビジネス支援を行うビジネスモバイル総合サービスを展開しており、30種類以上のASP(アプリケーションサービスプロバイダー)・CSP(コンテンツサービスプロバイダー)、企業内イントラネット接続サービス、データ(インターネット)公私区分サービスなどを提供してきました。 これまでも、「bモバイル」の心臓部である「IPメディエーションサーバー」と、携帯電話会社や企業内イントラネットとの間を専用線やVPNで結ぶなどにより、ビジネスでメールや各種データをやり取りする際のセキュリティーに配慮したシステムを構築して来ましたが、今回のワンタイムパスワード「SAFEWORD」の採用により、更に高セキュリティーな通信環境を実現致しました。

ワンタイムパスワード「SAFEWORD」は、"カウンター同期方式"を採用しています。これは、各カウンターごとに生成されるワンタイムパスワードと認証サーバー側のワンタイムパスワードが同一の場合のみ本人の認証と認める方式です。 種類としては、キーホルダー型のトークン(=ワンタイムパスワード生成機)を使う「ハードトークン」に加え、iモードなどのインターネット接続携帯電話を「ハードトークン」の替わりに利用する「バーチャルトークン」の2種類があります。

<参考>
「bモバイル」について

「bモバイル」は、PDAやインターネット接続携帯電話等を使ってインターネットやイントラネットへのアクセス、電子メールの送受信はもちろん、営業日報・経費精算・グループウェア他のビジネス・アプリケーションの利用、企業信用情報・業界別ニュース・辞書他のビジネスコンテンツの利用など、多方面にわたるビジネス活用が可能なサービスです。 日本通信の法人顧客約1,000社(2001年3月末現在)をはじめとして、あらゆる企業向けに提供されます。 「bモバイル」は、日本通信が開発した「パケットデータ従量課金システム(特許申請済)」などの独自機能を持つ「IPメディエーションサーバー」を介して提供され、ユーザーが利用したアプリケーションやコンテンツに応じて課金がなされます。また、日本通信独自の技術により、「パケットデータの公私区分(特許申請済)」も可能です。「IPメディエーションサーバー」は、携帯電話会社やASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)、CSP(コンテンツ・サービス・プロバイダー=コンテンツ提供会社)各社と専用線/VPNによりダイレクトに結ばれます。また、高セキュリティ技術の導入、パケットフィルタリング機能などにより、高度な信頼性を保ちます。 日本通信は、すべての携帯電話会社の回線提供が可能で、顧客企業に通信費の部署別集計サービ ス・公私区分サービスや、利用料金明細のインターネットによるWeb閲覧サービスなど各種の 高付加価値テレコム・マネジメント・サービスを提供しています。「bモバイル」サービスにより、 モバイルASP・CSPビジネスに参入するとともに、音声通話に加えデータ通信の従量課金や公私区分も開始しました。

イメージ
<bモバイルのシステムイメージ>

■日本通信について

社名: 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424)
代表者: 三田聖二(代表取締役社長)
資本金: 31億5,197万円
設立: 1996年5月24日
事業内容:
  • ●日本初のMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)
  • ●法人向けセキュアイントラネット接続サービス、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスなどを「bモバイル・エンタープライズ」の名称で展開
  • ●第二種通信事業者として唯一、法人向けに携帯電話音声・データサービスと課金・請求・回収サービスを提供
  • ●一括請求、部署別集計、公私区分サービスやインターネット経由の請求データ配信などの付加価値サービスを提供

*記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

株式会社メトロ 会社概要
代表者 國清芳雄(代表取締役社長)
設立 1971年
概要   従業員332名。ソフトウェア開発、ネットワークセキュリティ、マーケティングデータベースの3つの事業を展開。ソフトウェア開発事業は、金融関係と基本ソフトウェアの開発を中心に数多くの業務に従事、ソフトウェアは「品質」が生命線であると考え、徹底した検査体制でこれを実践、お客様から信頼をいただいております。ネットワークセキュリティ事業は、1991年日本で初めてワンタイムパスワード認証を紹介、1999年世界に先駆けて携帯電話web認証を構築、日本のリーディングカンパニー数百社にセキュリティソリューションを提供しています。マーケティングデータベース事業は、10年以上継続して保守している4100万件のマーケティングデータベースを、CRM,、ワン・トゥ・ワン・マーケティングの先進企業に提供しています。3つの事業の総合力で日本のe-buisiness、ドットコムビジネスを総合的にサポートします。

●SAFEWORDについて 米国セキュアコンピューティング社製。ワンタイムパスワード認証の代表的製品。毎回変化する1回限りの「動的パスワード」。パスワードを使用しているあらゆるネットワーク、システムに導入即稼動の利便性で強力な個人認証を実現。金融機関が全世界のグループ内、顧客サービスの認証で使用しているのをが代表的事例で、世界500万ユーザーが利用。日本国内では、医薬品業界上位10社中7社が採用、あらゆる業種で20万ユーザーの実績。株式会社メトロが国内総販売代理店。従業員332名。

●バーチャルトークンについて 世界初の携帯電話を利用したワンタイムパスワードASP。従来のワンタイムパスワード認証は、利用者が専用パスワード生成器(トークン)を携帯してパスワード生成を行っていたが、バーチャルトークンは、携帯電話でデータセンターのワンタイムパスワード生成サーバにアクセス、都度ワンタイムパスワードを取得してネットワーク/コンテンツ認証に利用するASPサービス。携帯電話の他は何も携帯する必要がないため、ネットワークを利用するユーザーの利便性を高め、トークンの配布/回収管理が不要になる事で運用管理も従来に比べ軽減できるのが特色。大規模ネット運用に最適なサービス。認証サーバにはSAFEWORDを利用。株式会社メトロが開発、特許申請中。