bモバイル・データサービスに「アクセラレーター機能」を追加、通常32kbpsの通信スピードが最大50kbps相当に向上
No30
2001年11月21日
日本通信(株)、bモバイル・データサービスに「アクセラレーター機能」を追加
- 通常32kbpsの通信スピードが最大50kbps*相当に向上 -
日本通信株式会社(本社:東京都品川区、社長:三田聖二)は、DDIポケット株式会社のPHSデータ通信の大口利用(卸売り)を活用したbモバイル・データサービスに、12月1日より新たに「アクセラレーター機能」を標準機能として追加します。
「アクセラレーター機能」はbモバイル・データセンターに「アクセラレーター・サーバー」を追加することにより、Webベースのコンテンツを圧縮して受信可能にするというものです。コンテンツとしては、HTML/XMLのテキストやGIF/JPEG画像などが対象となります。企業ユーザーはこの機能を利用することにより、平均30%程度のコンテンツ圧縮が可能です。現状ベストエフォート32kbpsの通信スピードを、最大50kbps
* (50%アップ)相当で利用することが可能です。また、来春に予定されている128kbpsサービス移行時には最大200kbps相当の通信スピードが見込まれます。
( * 当社調べによる)
日本通信は、この10月より「bモバイル・データサービス」の名称で法人向けにデータ通信サービスの提供を行ってきました。bモバイル・データサービスは、DDIポケット株式会社のPHS網を利用したパケット通信方式によるEnd to Endのデータ通信専用サービスです。企業ユーザーはノートPCやPDAに接続されたデータ端末を介して企業のイントラネット又はインターネットへのアクセスが可能となります。イントラネットアクセスは、閉域網であるがゆえにビジネスユースにおいては必須であるセキュリティーを社内LAN並みのレベルで実現しています。これは日本通信がMVNO(仮想移動体通信事業者)として端末認証に関わる全ての情報を入手できることで実現したものです。本人特定のためにはワンタイム・パスワードを用意しています。また、日本通信と顧客企業との接続には、専用線だけでなくVPNや広域イーサーネット接続も準備しています。 通信スピードは、現在32kbps(ベストエフォート)でサービス中ですが、2002年春(予定)の128kbpsのサービス開始と同時に、現状の32kbps対応の端末を128kbps対応にグレードアップ可能です。
■ bモバイル・データサービス・システム図
■日本通信について
社名: | 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424) |
代表者: | 三田聖二(代表取締役社長) |
資本金: | 41億5,197万円 |
設立: | 1996年5月24日 |
事業内容: |
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*b-mobile 及びb-mobile ロゴは日本通信株式会社の登録商標です。
*その他記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。