日本通信の無線LANスポットとPHSデータ通信が利用可能なbモバイルを大手グループウェア・ベンダーのサイボウズが採用
No6-2004
2004年10月22日
日本通信の無線LANスポットとPHSデータ通信が利用可能なbモバイルを 大手グループウェア・ベンダーのサイボウズが採用
-ITの先進企業が、bモバイルを評価し有効活用 -
日本通信株式会社(本社:東京都品川区、社長:三田聖二)は、無線LANスポットとPHSパケット通信を活用しどこでもインターネットを実現するbモバイルを、大手グループウェア・ベンダーのサイボウズ株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長 高須賀 宣)に納品しました。サイボウズでは、bモバイルが提供するサービスの独自性を認め、無線LANスポット、セミナーや取引先など様々な場所で活用しています。
サイボウズは、Webブラウザからアクセスして使うグループウェア「サイボウズOffice シリーズ」を開発・販売しています。誰でも運用管理できる手軽さと必要十分な機能をシンプルに提供するという製品コンセプトが高く評価され多くの企業に導入されています。ITの大手ベンダーであり、自社製品を導入・活用しているITの先進ユーザー企業です。インターネットVPNやサイボウズR Office6 リモートサービスを利用し、bモバイルが提供する無線LANスポットとPHSを有効活用しています。
日本通信のbモバイルを採用した主な理由として、サイボウズ エージェント事業部 グループリーダーの大木 壮一氏は、「サイボウズの社員は、メールやグループウェアを使いこなしており、外出先でも同じように利用できることを望んでいる。bモバイルは、快適なブロードバンドの無線LANスポットと人口カバー率96%のPHSデータ通信の両方を利用できる理想的な商品であった。」と述べています。
bモバイル活用例は、以下の通りです。
・ 営業は、ほとんど社内にいないが1日約150通のメールに対応しなければならない。また、グループウェアを利用してスケジュールやファイル管理などを行っており、モバイルの環境がないと仕事ができない。高速な無線LANスポットとエリアを補完するPHSは必要不可欠である。
・ 取引先からファイルを受け取り、すぐ処理をしたい時など、会社に戻らなければならなかった。しかし、高速な無線LANスポットを利用することで、メールで重い添付ファイルを送受信することも、社内ネットワークにあるデータを参照しながら資料を作成することも可能になり、外出先から迅速に対応できるようになった。
・ 取引先の会社で、サービスをわかりやすく説明するためにデモンストレーションをすることがある。インターネットと連携した機能も、実際にインターネットにつなげてデモンストレーションして見せることで、インパクトがあり興味をひくことができる。取引先の無線LANは使えないため、PHSを利用している。
『ネットワークの現状と課題に関する調査』によると、モバイル環境での業務アプリケーション利用経験者のうち、7割~6割が「モバイル化が業務アプリケーションの効果を高めている」と評価しています。
日本通信は、マルチネットワークを提供するMVNO*1として、セキュアなモバイルネットワーク網の構築、増速・セキュリティ技術、運用・サポートなどトータルソリューションを法人向けに提供しています。こうした技術を応用し、「どこでもインターネット通信電池」を商品コンセプトにしたワイヤレス・インターネット商品をコンシューマ向けに販売、ユビキタス社会に対応した製品を各ハードウェアメーカーなどと共同で開発しています。
■サイボウズ導入事例の詳細は以下のURLを参照してください。
http://www.j-com.co.jp/biz/jiturei9.html
*1Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者。無線通信インフラの大口利用提供(卸売り)を受け、独自のサービスを提供しています。
■日本通信について
社名: | 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424) |
代表者: | 三田聖二(代表取締役社長) |
資本金: | 15億円 |
設立: | 1996年5月24日 |
事業内容: |
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※bモバイルのPHSパケット通信は、DDIポケット株式会社社のパケット通信ネットワークを利用しています。
※b-mobile 及びb-mobile ロゴは日本通信(株)の登録商標です。文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。