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米国子会社がクレジットカード業界の情報セキュリティ基準「PCI DSS」認定 VPNを使用しないユビキタス専用線で

No15-2008
2008年6月17日

日本通信、米国子会社がクレジットカード業界の情報セキュリティ基準「PCI DSS」認定 VPNを使用しないユビキタス専用線で

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、米国でMVNOビジネスを展開する当社の連結子会社であるCommunications Security and Compliance Technologies Inc.(本社:米国ジョージア州、通称:Contour Networks(コントゥアー・ネットワークス))が、クレジットカード業界における情報保護の国際基準「ペイメントカード業界データセキュリティー基準(PCI DSS)*1」の認定を6月12日付で受けましたので、お知らせいたします。

PCI DSSは、JCB・American Express・Discover・MasterCard・VISAの世界大手カードブランド5社が共通して採用するクレジットカード業界におけるグローバルセキュリティ基準です。技術的なセキュリティ要件が具体的に決められており、PCI DSSは米国で、クレジットカード産業に限らず、客観的に情報セキュリティの水準を保証する手段としても注目されています。

Contour Networksは、米国でM2M(マシンtoマシン)向けに注力して営業展開し、金融情報やPOSデータなど極めて重要な情報をやりとりする顧客に、VPNを使用しないユビキタス専用線*2を提供しています。PCI DSSの認定は、Contour Networksの顧客が、クレジットカードやデビットカード、ATMカードなどの機微な情報を、VPNを使わずにユビキタス専用線で送信することを認めるものです。Contour Networksでは、既にATM運営事業者2社から受注していますが、この度の認定により、VPNを使用しないユビキタス専用線を提供できるようになり、本格的サービスの提供が可能となりました。

当社グループは、日本でサービスを開始したMVNO事業モデルにより、米国でもサービスを提供しています。当社グループの目標の一つとして、日米欧亜をカバーする世界最大のモバイル・ネットワークを構築することがありますが、当社グループのネットワーク下では、ユビキタス専用線を構築することが可能です。顧客がグローバル化する中、当社グループは、グローバルなモバイル・ネットワークの構築を進めていく考えです。

*1 PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standardの略):クレジットカード情報および取引情報を保護するために、6つのカテゴリーに分類された12の要件が規定されています。詳しくは、専門審議会PCI Security Standards Councilのホームページ(英語サイト)をご参照ください。https://www.pcisecuritystandards.org/
*2ユビキタス専用線とは、VPNを使用しないプライベートワイヤレス専用線です。

■日本通信について

社名: 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424)
代表者: 三田聖二(代表取締役社長)
資本金: 2,291百万円(2008年5月31日現在)
設立: 1996年5月24日
事業内容:
  • ●日本初のMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)
  • ●「インフィニティ・ケア」をサービスコンセプトにしたEnd to Endのワイヤレス・データ通信サービスを法人向けに提供
  • ●「どこでもインターネット通信電池」をコンセプトにしたワイヤレス・インターネット接続商品をコンシューマ向けに提供
  • ●ユビキタス社会を実現する「通信電池」を提供、また、新しい通信サービスを各企業と共同で開発

b-mobile、InfinityCare及び通信電池は日本通信株式会社の登録商標です。ConnectMail及びコネクトメールは商標登録を出願中です。その他文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。