エクイティ・コミットメント・ラインを利用した資金調達に関するお知らせ
No22-2008
2008年8月12日
エクイティ・コミットメント・ラインを利用した資金調達に関するお知らせ
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、本日、2007年12月21日にメリルリンチ日本証券株式会社(以下、「メリルリンチ」という)と締結したエクイティ・コミットメント・ライン(行 使価額修正条項付第1回新株予約権)を利用して、752百万円の資本による資金調達をいたしましたので、お知らせします。
当社は、2007年11月30日の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、「ドコモ」という)との 相互接続にかかる総務大臣裁定を受け、同年12月21日にメリルリンチとエクイティ・コミットメント・ラインに関する第三者割当契約を締結し、当社の事業機会の拡大に合わせて、機動的に資本 による資金調達ができる仕組みを確保しました。
今般、2008年8月6日にドコモと相互接続協定を締結し、翌7日に、当該接続を利用した製品・サ ービスの第1弾として、通信時間つきモバイルツール、「b-mobile3G」を発売しました(詳しくは、 2008年7月3日付け当社発表資料をご覧ください)。
当社は、「b-mobile3G」に続いて、今後、ドコモとの相互接続を利用した様々な製品・サービスを投入していきますが、本日の752百万円の資金はそのための設備投資資金として調達したものです。
エクイティ・コミットメント・ラインは、当社株式を取得する新株予約権を利用した仕組みとなっており、本日、当社株式10,000株相当の新株予約権が行使されたことにより、行使日当日に752百万円が入金されました。メリルリンチのエクイティ・コミットメント・ラインは、当社が必要と判断したタイミングで、 極めて迅速かつ機動的に資金を調達することができるものとなっています。 なお、今回発行した10,000株は、全て国内外の機関投資家の投資に向けられたと理解しています。
2007年12月6日にエクイティ・コミットメント・ラインを締結した時点の直近3ヶ月の当社株価の終値平均は31,295円であったため、仮にその時点で時価発行増資を行った場合と比較して、今回の資金調達では約2.5倍有利な形での資金調達を行うことができました。
エクイティ・コミットメント・ラインとして発行した40,000株相当の新株予約権のうち、今回の行使により10,000株が発行済みとなりましたので、残高は30,000株となっています。
当社は今後、当社の事業機会の拡大とそれに伴う資金ニーズに対応する形で、また、株主の皆様の株主価値の希薄化に十分配慮した形で、機動的な資金調達を行うことが可能です。
■日本通信について
社名: | 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424) |
代表者: | 三田聖二(代表取締役社長) |
資本金: | 2,294百万円(2008年7月31日現在) |
設立: | 1996年5月24日 |
事業内容: |
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※b-mobile、InfinityCare及び通信電池は日本通信株式会社の登録商標です。文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。