ドコモのFOMARネットワークを利用したサービス第2弾 法人向けにジャスト・フィット定額料金によるI・Care3Gを提供開始
No23-2008
2008年8月21日
日本通信、ドコモのFOMA®ネットワークを利用したサービス第2弾 法人向けにジャスト・フィット定額料金によるI・Care3Gを提供開始
日本通信は、ドコモのFOMA®ネットワークを利用したサービスの第2弾として、法人向けに「ジャスト・フィット定額料金」による3Gモバイル・データ通信サービス、「I・Care3G(アイ・ケア3G)」を、2008年8月28日(木)より提供開始いたします。
従来のモバイル・データ通信料金は、各社から一見異なった様々な料金プランが提供されていますが、その多くはパケット課金となっており、自社がどのくらいのパケットを使うのかを自ら判断することの困難な多くの法人企業にとって、意味のない料金プランとなっています。安心を買うために多めのパケット量に対応した高額な料金プランを採用している例も多く、モバイル・データ通信を採用する際の阻害要因の一つとなっています。当社は、法人顧客一社一社について、モバイル・データ通信の使い方や使用するアプリケーションの種類等の顧客ニーズに合わせ、無駄がなく、かつ、定額制におさまらず追加料金が発生するといった不安のない定額料金を提供します。これが当社の「ジャスト・フィット定額料金」の定義です。
例えば、フィールドサービスエンジニアがスマートフォンから社内システムにアクセスし、部品の在庫確認や発注または作業報告に利用する企業の場合では月額2,300円の定額料金、営業担当者がノートPCで企業メールを送受信したり社内システムから営業日報を入力することに利用する企業の場合では月額2,900円の定額料金となります*1。また、当社子会社が米国で展開しているATM(現金自動預払機)向け無線専用線は月額数百円から千円程度の定額料金で提供しています。
*1 記載の料金はご参考料金となります。お客様のご利用アプリケーションや使い方等によって、別途お見積もりいたします。
詳しくは、当社法人営業部にお問い合わせください。
I・Care3Gは、人口カバー率100%*2を誇るドコモのFOMA®ネットワークを利用することで、エリアの広さと快適な通信速度を両立させています。また、例えばノートPCから会社までを閉域網で専用線接続してご提供することもできますので、インターネット経由でVPN接続して会社にアクセスするのに比べ、比較にならないレベルのセキュリティを確保できます。さらに、利用者の方々が、簡単・安全に高速ネット接続ができる専用ソフトウェアの企業ごとのカスタマイズや、当社コールセンターでのサポート提供も行っています。
なお、今回、I・Care3Gのサービス開始に合わせ、USB型3G高速モバイル通信端末を投入します。同様の端末は、既に当社が2008年8月7日に発売したモバイル・インターネット・サービス製品、「b-mobile3G(ビーモバイル・スリージー)」で使用していますが、b-mobile3GがmicroSDメモリースロットを搭載していることでUSBメモリとしても使用できるのに対し、I・Care3G用通信端末は、企業における情報漏洩対策に対応するため、microSDメモリースロットを搭載しておらず、USBメモリとして使用することはできません。
当社は、2001年から、まずはPHSを利用してデータ通信サービスを展開し、法人顧客の要望に対応したサービス提供を続けてまいりました。これまでに培った経験やノウハウを強みに、ドコモのFOMA®ネットワークを利用したMVNOサービスとして、利用端末やアプリケーション、使い方等の顧客ニーズに合わせたジャスト・フィット定額料金を提供いたします。一社一社、ユーザ一人ひとりのための3Gデータ通信「I・Care3G」は、法人顧客の要望を的確につかみ、お客様のご要望にお応えしてまいります。
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I・Care3G用通信端末 |
*2「人口カバー率」は、市町村の役場が所在する地点における通信が可能か否かを基にして、算定しています。
※「ジャスト・フィット定額料金」は、当社の商標(登録出願中)です。
※「FOMA」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。
■日本通信について
社名: | 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424) |
代表者: | 三田聖二(代表取締役社長) |
資本金: | 2,294百万円(2008年7月31日現在) |
設立: | 1996年5月24日 |
事業内容: |
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※b-mobile、InfinityCare及び通信電池は日本通信株式会社の登録商標です。文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。