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スマートフォン用モバイルIP電話サービスをMVNO向けに提供開始

2010年6月9日

日本通信、スマートフォン用モバイルIP電話サービスをMVNO向けに提供開始

日本通信株式会社(以下、「日本通信」という)は、スマートフォン用モバイルIP電話サービスを、MVNEとしてMVNOパートナー向けに提供開始することとなりましたので、お知らせいたします。

日本通信は、2009年3月、NTTドコモの3G網(FOMA®網)とレイヤー2接続を完了し、これにより世界初の携帯網の開放を実現しました。この開放により、サービス設定権及び料金設定権ともに日本通信が持てることとなり、かつNTTドコモの携帯網をNTTドコモにとっての原価に制度的に定められている適正利潤を加えた額を超えない金額で日本通信はNTTドコモの携帯網を使用できることとなりました。

通信事業者は、顧客向け通信サービスを開発・提供するにあたり、自社サービスが付加価値を持ち、他事業者との差別化を図れるサービスを企画・開発しています。その際、接続している他事業者の通信網をどのように使ってサービスを作るかを決める権利、即ちサービス設定権を持っていることが大前提となります。日本通信は、NTTドコモの3G網との接続において、サービス設定権を持つ形で実現したことにより、例えば3G網を使ってモバイルIP電話サービスを提供することが可能となっているのです。

このような背景から、日本通信は、アンドロイド・スマートフォンに特化したモバイルIP電話ソフトウェアを開発し、これを弊社のMVNOパートナーに提供開始することとしました。第一弾の発表となったのが、本日別途発表した株式会社アールストリーム向けスマートフォン用モバイルIP電話サービスの提供です。

NTTドコモとの相互接続の実現に向けた合意から間もなく丸2年になりますが、その間、MVNO事業者は日本国内で70社以上が新たに生まれています。大企業が新規事業として、あるいはベンチャー企業が始めています。特にこの景気問題がある中、また新たな事業の創出が国家レベルの課題となっている中、わずか2年間で70社のMVNO事業者が生まれ新たな事業に取り組んでいるのです。MVNO事業モデルを考案し、推進してきた者として、日本通信はMVNOの更なる発展に尽力してまいります。

※「FOMA」は、NTT ドコモの登録商標です。

[PDFファイルPDF 104KB]

■日本通信について

社名: 日本通信株式会社(大証ヘラクレス市場:9424)
代表者: 三田聖二(代表取締役社長)
設立: 1996年5月24日
事業内容:
  • ●MVNOのパイオニアとして、MVNEおよびMVNO事業を展開
  • ●インフィニティケアの名称で法人向けデータ通信サービスをEnd to Endで提供
  • ●bモバイルの名称でインターネット接続商品を提供
  • ●通信電池のコンセプトで機器組み込み型通信サービスを提供
  • ●MVNO向けに、モバイル・ネットワーク、技術、ノウハウ等を提供

*インフィニティケア、bモバイル及び通信電池は日本通信株式会社の登録商標です。文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。*記載されている内容は、発表日時点の情報です。