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日本通信、デュアル・ネットワークを完成する為、相互接続を申し入れ - ソフトバンクにレイヤー2接続 -

2015年8月7日

日本通信、デュアル・ネットワークを完成する為、相互接続を申し入れ - ソフトバンクにレイヤー2接続 -

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、2つの異なるキャリア回線を利用し、当社の特許技術を組み合わせた99.999%の信頼性(ファイブ ナイン レベル SLA)の無線専用線を提供するため、本日、ソフトバンク株式会社(以下、「ソフトバンク」という)に、レイヤー2による相互接続を申し入れましたので、お知らせいたします。この相互接続により、国内で初めて、有線専用線と同等の信頼性を無線で実現する安全・安心なデュアル・ネットワークのソリューションが完成します。

近年、日本においても、通信とセキュリティー技術に関して、その重要性への認識が高まっています。政府が重要インフラと位置づける情報通信、金融、電力、ガス、政府・行政サービスなど13分野の全てにおいて通信のセキュリティー要件を満たすことがメーカー各社の課題となっており、当社の安全・安心なデュアル・ネットワークとモバイルIPS特許技術が課題を解決するソリューションとして、様々なご照会をいただいております。

当社は、日本でのデュアル・ネットワーク提供を実現するために2種類のデュアル・ネットワーク用ルーターを開発しています。ひとつは単一の通信モジュールで主回線の接続が切れた場合バックアップ回線に切り替えるタイプ、もうひとつは二つの通信モジュールで主回線の接続が切れそうなことを感知した段階で予防的にバックアップ回線に切り替わるタイプのルーターです。前者については提供可能となり、後者についても今年中に製品化の準備が完了します。ハードウェアと技術面の準備が整ったことから、ソフトバンクに対し、当社がドコモと実現しているレイヤー2接続を申し入れ、複数のキャリア回線を確保します。

MVNOは、携帯事業者ができない、あるいはやりたくない通信サービスを実現するのが本質です。当社は、お客様に高い付加価値を提供するMSP事業(モバイルSIer)を強化・徹底し、企業価値の最大化に努めてまいります。

 

■日本通信について
日本通信は1996年5月24日、モバイルが実現する次世代インターネットの可能性と産業構造に目を向け設立されました。当社ビジネスモデルはのちにMVNOと命名され、2009年3月、総務省の携帯市場のオープン政策のもとNTTドコモとの相互接続を実現しました。特許技術のネットワークセキュリティ、ネットワークを効率的に運用する先端技術やリアルタイムの認証技術、さらにはMVNOルールメーカ、世界初のモバイルSIerとしての強い技術ビジョンと高い遂行力によって、ユニークな通信サービスをつくりだしています。東京、米国コロラド州およびジョージア州に拠点を置き、東京証券取引所市場第一部に上場(証券コード:9424)しています。